構造物変位計測技術研究会

研究会名称構造物変位計測技術研究会 区分SPR-B[共同提案型]
委員長松井 繁之 構成員6名
幹事長 夏川 亨介
活動目的・内容  平成27年度の当初計画に計上した「超小型傾斜計」の機能改善研究の内「変位の変化として出力される「微少電圧の安定性の向上研究」は、土木の特殊な環境状況下(たとえば鉄道レールの近傍での計測)では課題解決が困難であることが明らかとなり、研究の継続を断念した。
 そして平成27年度下期からは下記のテーマに取り組むこととした。新テーマは「コンパクト型インテリジェント傾斜計」の開発であり、下記の研究体制と研究目的を新たに設けすでに研究を進めてきた。
前年度の活動

コンパクト型インテリジェント傾斜計の試作品を10基制作し、以下の事業を行った。

 

(1)実証試験

1)関西大手私鉄の保有する鉄道高架橋の挙動計測

高架橋に近接して施工される掘削工事の影響計測(平成29年8月~平成30年3月)。この結果を受け、新たな業務展開が具体的に発生する予定である。

 

2)損傷が激しい道路橋(府道京橋守口線 樟葉橋)の上部工たわみ計測

一般車両走行時および試験車両走行時計測(平成29年10月10および12日)傾斜計を利用した「たわみ測定」は数少ない調査事例である。

 

3)単純鋼床版箱桁橋(人道橋)の「たわみ」および「振動」計測

計測結果に関する評価に関しては、川谷充郎 神戸大学名誉教授の指導を受け、発注者より高い評価をいただいた。

 

(2)公報活動

全国中小企業団体中央会が主催する「新ものつくり・新サービス展」に出展した。

会  場:インテックス大阪

開催日:平成29年11月28日~30日

その後、複数の企業から接触があり、継続的に技術交流を進めている。

 

(3)特許申請

特許の名称:傾斜計

出願日  :平成30年1月16日

出願番号 :特願2018-16793

平成29年度は、過去複数年の研究成果を受けて、「コンパクト型インテリジェント傾斜計の完成度が80パーセント程度に達したことを確認できた充実した年であった。
今年度の活動
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