構造物変位計測技術研究会

研究会名称構造物変位計測技術研究会 区分SPR-B[共同提案型]
委員長松井 繁之(大阪工業大学客員教授;大阪大学名誉教授) 構成員6名
幹事長 夏川 亨介(構造物維持調査研究所)
活動目的・内容  平成27年度の当初計画に計上した「超小型傾斜計」の機能改善研究の内「変位の変化として出力される「微少電圧の安定性の向上研究」は、土木の特殊な環境状況下(たとえば鉄道レールの近傍での計測)では課題解決が困難であることが明らかとなり、研究の継続を断念した。
 そして平成27年度下期からは下記のテーマに取り組むこととした。新テーマは「コンパクト型インテリジェント傾斜計」の開発であり、下記の研究体制と研究目的を新たに設けすでに研究を進めてきた。
前年度の活動
 幹事長が所属する構造物設計㈱において、2名のシステム開発技術者を専従配置して、新テーマである「コンパクト型インテリジェント傾斜計」に向けた設計と要求性能を設定した。そして市場調査した結果、新産業技術による「国内メーカー製の高性能傾斜変位センサー」が適合することを見出し、抜群の性能を有していることが分かった。
 平成28年度に入り、この傾斜センサーを用いた「傾斜計」の基本構造を開発し、基礎的、かつ広範な性能確認試験を実施した。そして「手のひらサイズのインテリジェント傾斜計」に向けた詳細設計を実施した。
 この「傾斜計」にデータロガー・データ収録機能、さらにバッテリーを内蔵することにより「いつでも、どこででも、簡単に」、構造物あるいは地盤の傾斜を長期にわたり計測できることを研究会で認めた。
 平成29年度には、センサーを含むシステム基盤および部品類を収納するコンパクトな外枠を3Dプリンターで設計・試作を行い、完成させる予定である。これに平行して、これらのセンサーを実構造物に適用して、本傾斜計の測定データの送受信を通じての長期安定性、耐候性能、測定精度を調べ、本機の実用化を図りたい。
成果の公開は、平成30年度に行う。

 

今年度の活動
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