J-ティフコム研究会【新規】

研究会名称J-ティフコム研究会【新規】 区分SPR-B[共同提案型]
委員長松井 繁之(大阪大学名誉教授) 構成員24名
幹事長 三田村 浩(元 土木研究所寒地土木研究所)
活動目的・内容   活動の目的
 近年、コンクリート構造物の劣化現象は、加速期年代に入ってきている。特に、国土強靱化に資する動脈として、その安全性が確保され続けなければならない道路橋床版では、輪荷重による疲労劣化が発症し、併せて雨水や塩化物イオン、時には凍結融解作用によって床版コンクリートの劣化損傷は、加速的な速度で進行している。そのため、これらに対抗できるイノベーションに、コンクリート構造物に対する劣化因子の完全遮断と、高い耐久性を有する長寿命化へと復元できる材料として、超緻密高強度繊維補強コンクリート(J-ティフコム)が開発されている。この材料を広く全国に普及し、早い段階で社会インフラを再構築するために、設計および施工に供する技術指導マニュアルが必要である。
前年度の活動
本研究会は、基礎的物性試験や実施工に伴う試験調査等を経て、材料・構造・設計・施工・維持管理の諸方面から記した本マニュアル(案)の策定を行うとともに、これに付随する調査・研究を行うものである。
  平成28年度の活動報告
 平成28年度は、新規に技術研究会を立ち上げ、技術研究会、現場見学会、研修会などを行い、高度な設計と施工技術を確立すべく、「設計施工マニュアル(案)暫定版」の策定を目指した活動を行っている。
 1)第1回研究会総会
 平成28年4月28日 14:30~17:00 大阪市北区(株)CORE技術研究所内会議室において、第1回総会を開催し、規約の確認、技術研究会の体制、今後の方針、活動計画等を議題として意見交換を行うと共に、規約を決議した。
 2)技術研究会
 ⅰ) 第1回技術研究会
 平成28年5月23日 15:30~17:00 東京都中央区(株)ビービーエム会議室におい て、第1回技術研究会を開催し、設計・施工・広報の三つの部会の構成メンバーの検討とマニュアル作成作業の分担についての意見交換を開催した。
 ⅱ) 第2回技術研究会
 平成28年12月1日 14:30~17:00 大阪市北区(株)CORE技術研究所内会議室において、第2回技術研究会を開催し、これまでの活動報告、設計施工マニュアル(案)の詳細検討などについて意見交換を開催した。
 3) 設計WG
 ⅰ)第1回設計WG
 平成28年6月24日 14:00~17:00 北海道札幌市 北海道大学工学部A棟102号室において、超高強度コンクリートに関する諸外国と我が国の指針との見解について意見交換を開催した。
 ⅱ) 第2回設計WG
 平成28年9月29日 13:00~17:00 東京都中央区(株)ビービーエム内会議室において、これまでの幹事会で検討した目次構成やマニュアル作成の作業分担について意見交換を開催した。
 ⅲ) 第3回設計WG
 平成28年11月14日 14:00~17:00 北海道札幌市 北海道大学工学部A棟102号室において、設計・施工マニュアル(案)の素案内容の協議および設計・施工事例など話題提供を交えての意見交換を開催した。
 4)練り混ぜ試験見学会
 平成28年7月13日 13:30~16:00 愛知県江南市 西武ポリマ化成(株)名古屋工場において、J-ティフコムの練り混ぜ試験を見学するとともに、質疑応答、意見交換を開催した。
 5)技術研究会 幹事会
 ⅰ) 技術研究会 幹事会
 平成28年8月2日 11:00~15:00 北海道札幌市 北海道大学工学部A棟102号室において、設計・施工マニュアル(案)の要旨策定、試験項目などについて幹事会メンバーで意見交換を開催した。
  ⅱ) 技術研究会 幹事会
平成28年9月4日 11:00~15:00 北海道札幌市 北海道大学工学部A棟102号室において、設計・施工マニュアル(案)の素案、活動計画などについての意見交換を行開催した。
   ⅲ)技術研究会 幹事会
 平成29年1月19日 14:30~17:00 大阪市北区(株)CORE技術研究所内会議室において、技術研究会を開催し、設計施工マニュアル(案)の詳細検討報告、追加試験報告について意見交換を開催した。
 ⅳ)技術研究会 幹事会
 平成29年2月17日 北海道札幌市 北海道大学工学部において、コンクリートの基礎知識、J-ティフコムの練り混ぜ試験、施工例と留意事項などの意見交換および設計施工マニュアル(案)の詳細検討報告、追加試験報告について意見交換を開催した。
 今後の展望
 平成29年度は、6月の総会に「設計施工マニュアル(案)」の暫定版を提示する予定である。その後、追加試験や実際の施工に着手し、留意点や課題を追加整理して設計施工マニュアル(案)の精度を高めることを目標として活動を継続していく予定である。

 

今年度の活動
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