トンネル調査研究会

研究会名称トンネル調査研究会 区分SPR-A[災研提案型]
委員長松井 保 構成員委員44名 オブザーバー3名
幹事長 川崎 直樹
活動目的・内容 本研究会は、トンネル地山調査・探査に焦点を当てて、トンネル地山の評価技術の開発・適用等に関する研究を行うとともに、トンネル事業の計画・設計・施工・維持管理の合理化・システム化を目指している。具体的なテーマは以下のとおりである。

(1)地盤探査・調査による可視化技術の合理的な適用方法と地盤の解釈・評価技術のシステム化に関する研究
(2)トンネルの事前地盤調査と設計における高精度化と効率化に関する研究
(3)切羽前方探査・ICT技術活用などによる施工段階における地盤調査と地山評価に関する研究
(4)施工前および施工段階の地盤調査結果に基づく計画・設計・施工・維持管理のシステム化とリスクマネジメントに関する研究
前年度の活動

数年前より、研究会を「施工前の計画・設計における地山評価とリスク評価」(第1グループ)、「施工時の地山評価とリスク評価」(第2グループ)の2つの常設グループに分けるとともに、評価シミュレーションWG、設計法WGのワークグループでの活動も進めている。本年度の研究活動の概要は以下のとおりである。

(1)本委員会
1)第13回本委員会 令和3年4月28日
以下について、報告と討議を行った。
・各G、各WGの活動報告
・地盤リスク講習会への準備状況
・今後の活動方針                                           ・話題提供:「トンネル施工時のリスク低減に向けて」
永川勝久 委員

2)第14回本委員会 令和3年7月12日
以下について、報告と討議を行った。
・各G、各WGの活動報告
・地盤リスク講習会への準備状況                                    ・話題提供:「高速道路斜面の予防保全管理への空中電磁探査の適用」
上出定幸 委員

3)第15回本委員会 令和3年10月8日
以下について、報告と討議を行った。
・各G、各WGの活動報告
・今後の活動方針                                           ・話題提供:
「切羽定量評価に基づく切羽の安全管理」
宮嶋保幸 委員
「合成開口レーダを用いたトンネル切羽監視システムの開発」
中谷匡志 委員

4)第16回本委員会 令和4年1月21日
以下について、報告と討議を行った。
・各G、各WGの活動報告
・今後の活動方針                                           ・話題提供:「弾性波探査における精密解析~フォワードモデリングの適用」
川崎地質(株) 村瀬 圭

(2)幹事会
1)第19回 令和3年4月26日(WEB緊急)
・コロナ状況の変化に対応するため、リスク講習会の開催形式について議論した。
・今後のスケジュールについて確認した。

2)第20回 令和3年11月17日(WEB併用)
以下について、報告と討議を行った。
・各G、各WGの当面の活動方針
・研究会体制の変更
・今後のスケジュール

(3)各G、各WGの活動
1) R3第1回1Gミーティング 令和3年4月28日
2) R3第2回1Gミーティング 令和3年7月7日
3) R3第1回設計法WGミーティング 令和3年9月21日
4) R3第3回1Gミーティング 令和3年10月8日
5) R3第1回2Gミーティング 令和3年10月8日
6) R3第2回設計法WGミーティング 令和3年11月5日
7) R3第4回1Gミーティング 令和4年1月21日
8) R3第2回2Gミーティング 令和4年1月21日

(4)「地質・地盤リスクマネジメントのこれからを考える」講演会の開催
日時: 令和3年5月28日(金) 13:00~16:45
開催方式: ZOOMウェビナー 参加者: 201名
講演内容:
「土木事業における地質・地盤リスクマネジメントのガイドライン」
土木研究所 阿南 修司
「地質リスクマネジメントの国内外における動向と地質リスク学会の取り組
み」
地質リスク学会 小笠原 正継
「地質リスクを踏まえた事業マネジメントについて」
近畿地方整備局 植田 雅俊

「パネルディスカッション」
コーディネーター: 松江高専 大津宏康
パネラー:
土木研究所 阿南修司
地質リスク学会 小笠原正継
近畿地方整備局 植田雅俊
応用地質㈱ 小松慎二
大成建設㈱ 谷 卓也
トンネル調査研究会 川﨑直樹

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