構造物変位計測技術研究会

研究会名称構造物変位計測技術研究会 区分SPR-B[共同提案型]
委員長松井 繁之 構成員6名
幹事長 夏川 亨介
活動目的・内容 鉄道構造物に着目し、線路方向約80m区間内の局所的な鉛直および水平変位をmmの単位で計測する計測システムの開発(計測システムの概要)
両端に固定点を設置し、局所的区間(最大80m程度)に特殊ワイヤを緊張し、その区間内の計測対象位置の変位を計測し、電車の走行安全性の定量評価の向上に寄与する。
前年度の活動

(2021年度の活動)
① 室内実験の実施
計測装置の1/5のモデルを製作し以下の室内実験を実施した。
・特殊ワイヤの強度、クリープ特性の確認試験
・特殊ワイヤの環境変化(温度変化・風力)に対する影響計測と数値解析
・固定端装置とワイヤの緊張装置の開発と動作確認
② 室内実験にて得られたデータの解析ソフトを開発しワイヤの挙動制御の可能性を検討した。
③ 上記①および②で得られた知見をもとに、現場での実物大試験実施計画書を策定し製作にとりかかった。
(2021年度の成果)
基礎的な研究課題をクリアし、実構造物での試験に対して、鉄道事業者の協力を得ることが可能となった。

今年度の活動
研究会からの
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