トンネル調査研究会

研究会名称トンネル調査研究会 区分SPR-A[災研提案型]
委員長松井 保(大阪大学名誉教授) 構成員委員41名 オブザーバー3名
幹事長 川崎直樹(キンキ地質センター)
活動目的・内容  本研究会は地盤調査や可視化技術のさらなる高度化や信頼性の向上を目指しております。
 そこで、これまでの研究成果をベースに、より実践的・実務的な適用方法や結果の解釈についての研究を推進するとともに、トンネル切羽前方探査の適用可能性や事前調査の信頼性向上、ならびに様々な調査手法や手順の体系化による可視化技術のより効率的な実施を目指したいと考えております。
 ついては、以下に示すようなテーマを掲げ、より精力的な活動を行うことにより、建設技術の向上を通して社会貢献に努めていく所存であります。
  研究テーマ
1.地盤探査・調査による可視化技術の合理的な適用方法と地盤の解釈・評価技術のシステム化に関する研究
2.トンネルの事前地盤調査と設計における高精度化と効率化に関する研究
3.切羽前方探査・ICT技術活用などによる施工段階における地盤調査と地山評価に関する研究
4.施工前および施工段階の地盤調査結果に基づく計画・設計・施工・維持管理のシステム化とリスクマネージメントに関する研究
前年度の活動
 平成22年度から研究体制を改めて活動を再開し、継続している。成果として、下記の方針のもとに、活動を行った。
 1)書籍を出版し、建設技術者のスキルアップに資する
 2)建設技術者や一般研究者を対象に講習会を開催し、研究成果を公表する
 その結果、平成29年1月に書籍「トンネル技術者のための地盤調査と地山評価」(鹿島出版会 225p)を出版し、札幌、東京、大阪の3会場にて書籍の記載内容に関する講習会を開催した。
 本研究会の研究活動の概要は、以下のとおりである。
(1)本委員会
1)第1回本委員会 平成28年4月4日(第26回)
・出版に関する報告、確認、調整を行った。その内容は、①各章WGから、作業
の進捗状況の報告、②出版予定書籍のページ構成の確認、③統一事項の確認、④
出版社への依頼事項、用語の定義とその説明内容などの調整である。
・話題提供:「地層処分における割れ目開口幅の評価技術の開発」
㈱ニュージェック    深堀大介
2)第2回本委員会 平成28年9月28日(第27回)
・出版に関する確認、報告、検討を行った。その内容は、①出版社入稿から書店配本までのスケジュールの確認、②掲載許可取得の報告、③講習会の内容、タイムテーブル、特別講演の依頼先などの検討である。また、現場見学会の計画内容の報告があった。
・話題提供:「岩盤劣化と粘土鉱物」
中央復建コンサルタンツ㈱    高林茂夫
(2)幹事会
平成29年1月16日
・出版に関する確認、調整、決定を行った。その内容は、①講習会の準備状況についての確認、②委員に関する当日の参加者、役割分担などの調整、③当日までに必要な作業などの調整・確認、④委員への交通費の支給内容の決定である。
(3)現場見学会
・平成28年7月6日~7日
 第5章WGメンバーを中心に、見学会を開催した。
 見学先:①幌延深地層研究センター(JAEA)
     ②北防波堤ドーム(土木学会推奨土木遺産、北海道遺産)。
・平成28年10月14日~15日
 ジオテク研究会と合同で現場等の見学会を開催した。
 見学先:①環状2号線(港区)、②外環大和田工事(市川市)、③3連眼鏡橋(南房総市)
     ④赤山地下壕跡(館山市)、⑤海ほたるPA(木更津市)など。
(4)編集委員会
・平成28年4月19日
  出版に関する報告、確認、調整、検討を行った。その内容は、①統一事項の確認・調
 整、②出版社との確認・調整事項の情報共有、③出版における今後の課題や懸案事項の確
 認・調整、出版スケジュールの見直しを行う。
・平成28年5月23日
  出版に関する確認、検討、決定を行った。その内容は、①進捗状況の確認、②索引およ
 び用語解説の内容検討、③価格設定方針の決定である。後日、出版社を訪問し調整を行う
 こととした。
・平成28年6月20日
  出版に関する確認、調整、決定を行った。その内容は、①目次の確認と調整、②序章に
 含める内容の調整、③出版社への入稿スケジュールの決定と全工程の再確認を行う。
・平成28年9月16日
  鹿島出版会の担当者とともに、最終確認を含む打合せを実施し次の項目について決定し
 た。すなわち、①校正スケジュール、索引などの入稿スケジュールの決定、②引用部分の
 掲載許可取得について、対応方法の決定、③講習会の概要の決定である。
  (5) 出版書籍の執筆WG
 各章ワーキンググループにおいて、原稿のチェック・校正等の打合せを行った。
(6)出版講習会の開催
  各会場の開催概要は、以下のとおりである。
 【札幌会場】
  日    時:平成29年1月24日(火) 10:00~16:45
場   所:札幌市・北海道建設会館(9階大会議室)
特別講演:「地盤の可視化技術とトンネル地山の事前把握」
       災研理事長 大阪大学名誉教授   松井 保
  参加費:有 料    参加者:111名
 【東京会場】
  日   時:平成29年2月7日(火) 10:00~16:45
場   所:千代田区・駿河台記念館(670号室)
特別講演:「トンネルの地山評価と予測について」
       京都大学大学院教授   朝倉俊弘
  参加費:有 料  参加者:145名
【大阪会場】
  日    時:平成29年2月21日(火) 10:00~16:45
場   所:大阪市・大阪大学中之島センター メモリアルホール
  特別講演:「トンネル技術の最近の動向と課題」
       日本建設機械施工協会施工技術総合研究所所長   真下英人
  参加費:有 料  参加者:140名
今年度の活動
研究会からの
お知らせ
○「トンネル技術者のための地盤調査と地山評価」講習会(博多会場)のお知らせ
(一社)地盤工学会九州支部との共催で、11月28日(火)に、TKP博多駅前シティセンターにて「トンネル技術者のための地盤調査と地山評価」講習会を開催します。
多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。


■ ⽇時および会場
平成 29 年 11 ⽉ 28 ⽇(⽕曜⽇)10:00〜17:00(受付開始 9:30)
TKP 博多駅前シティセンター 8F 定員 130 名

■ プログラム
10:00 - 10:05 開会挨拶 地盤⼯学会九州⽀部 安福規之
10:05 - 10:20 序章 (⼀財)災害科学研究所 松 井 保
10:20 - 11:05 第 1 章 トンネル事業における地盤調査 (株)キンキ地質センター 川﨑直樹
11:05 - 11:50 第 2 章 地質解釈と地盤評価 村橋技術⼠事務所 村橋吉晴
11:50 - 12:00 質疑応答
(12:00 - 13:00 休憩)
13:00 - 14:00 【特別講演】「福岡市七隈線陥没事故、あの時何が起こったのか。」(仮題) 九州⼤学 三⾕泰浩
14:00 - 14:45 第 3 章 地盤評価に基づくトンネル設計  (株)ニュージェック 深堀⼤介
(14:45 - 14:55 休憩)
14:55 - 15:40 第 4 章 トンネル施⼯時の地盤調査  (株)鴻池組 富澤直樹
15:40 - 16:45 第 5 章 トンネル切⽻前⽅探査  (株)フジタ 浅⽥浩章 ⼤成建設(株) ⾕ 卓 也
16:45 – 16:55 質疑応答
16:55 – 17:00 閉会挨拶 地盤⼯学会九州⽀部 安福規之
※各章講師は変更になる場合があります。

なお,講習会委細のおよび申し込み要領はhttp://jgskyushu.jp/xoops/modules/bulletin/までお願いします。
参加申込:参加申込書に必要事項を記⼊の上、E-mail または FAX にてお申し込みください。

○ 「トンネル技術者のための地盤調査と地山評価」出版に伴う講習会内容に準じた講習会開催を希望される団体様がありましたら、講師派遣等のご相談に応じます。書籍の詳細は、「【新刊紹介】トンネル技術者のための地盤調査と地山評価」をご覧ください。