沿岸新技術研究会

研究会名称沿岸新技術研究会 区分SPR-B[共同提案型]
委員長中村 孝幸 構成員30名
幹事長 南本 浩一
活動目的・内容 本研究会は、構造物による港湾域・沿岸域の防災的な側面のみならず、海域の環境保全・改善にも役立つ新規構造体や工法の開発を目標として設立したものである。

国立研究開発法人水産研究教育機構水産工学研究所との共同研究を行ってきており、いわゆる産官学の連携共同研究体制を維持してきている。2019年度は、これまで現地で施工されてきた遊水室型海水交換防波堤に関する再検討課題や、昨年度からの継続課題である遊水室型防波堤の開口部ジェット流を利用する新規機能の活用方法等を中心に検討を進めた。

残された検討課題としては、海水交換防波堤の設置位置および港内平均流の制御のための波徐堤等の効果的な配置方法等があり、今年度は従来の模型実験の成果等を参照にして、波徐堤の有無による港内平均流の循環活性化への影響などについて再検討した。

また、新規の応用研究として、港内埋没の低減工法として海水交換防波堤の開口部ジェット流の利用の可能性や、防波堤により誘起される港湾内外の平均流を利用する漂流ごみの対策工法としての有効性などについて調査研究を行った。

また、昨年度に引き続き、利用促進の宣伝活動を目的に、これまでの施工実績等を含む海水交換促進型消波堤に関するパンフレットの改訂お
よび現地利用のための設計ガイドラインの整備を進めた。
前年度の活動

2019年度における研究会などの活動実績は 、以下のとおりである。

2019年度第1回研究会 (10団体13人の出席)
日時:2019年7月8日(月) 14:00〜18:00
場所:極東興和(株)大阪支店会議室

議題:
1) 開会挨拶(会長:中村会長)
2) 2018年度事業報告、2019年度事業計画等(中村会長)
①2017年度は、5月と8月の2回研究会を実施。本年度は1回を予定。
②2018年度事業計画
③海水交換促進型防波堤の基本的な特性と解明すべき課題(中村会長)
港内水交換に及ぼす波除堤等による流れの制御効果や、港内埋没の低減工法としての利用の可能性などについての提案
④港内堆砂の発生機構について(出口副会長)
漂砂の発生機構と港内埋没との関係および海水交換防波堤の対策工としての効果    ⑤海水交換防波堤による漂流ゴミの収集機能の活用(河野会員)
海洋プラスチックごみへの関心が高まっており、海水交換促進型防波堤の漂流ゴミの収集機能に関する紹介と今後の調査研究の必要性について
⑥特別講演 大阪大学 荒木進歩 准教授
講演題目:「消波ブロック被覆堤マウンド下部地盤からの砂の吸出し実験」
土と水を扱う模型実験において、地盤材料を含む統一的な模型相似則の在り方と遠心載荷装置を用いた実現方法について
⑦海水交換促進型防波堤の広報について(復建 南本幹事長)
現在、設計ガイドラインの素案を鋭意作成中
⑧閉会挨拶(出口副会長)

今年度の活動
研究会からの
お知らせ
特になし