社会基盤維持管理研究会

研究会名称社会基盤維持管理研究会 区分SPR-A[災研提案型]
委員長松井 繁之 構成員116名
幹事長 古市 亨
活動目的・内容 活動内容:

(1)活動の目的
本研究会は、任意の勉強会として活動していたものを改組し、2008年度から「社会基盤維持管理研究会」として活動を始め、社会基盤構造物に関する以下の事項について検討することを目的としている。
1)維持管理および補修・補強に関する技術
2)安全性・使用性等の評価技術
3)上記を基にした維持管理および補修・補強マニュアル(案)の作成
4)社会基盤管理者への構造物維持の技術支援の社会貢献活動

(2)研究会構成
法人会員31社、名誉・個人会員33名、学術会員6名 総会員数116名
前年度の活動

(3)2022年度の活動報告
1)総会および講演
2022年8月24日(水)15:00 ~17:30、災害科学研究所会議室に幹事のみが集まり、各委員はオンライン会議として総会を開催し、令和3年度の活動報告と会計報告を行うとともに、令和4年度の活動方針と活動予算を決議した。また、総会では、2名の委員の講演もオンラインで実施した。2)

インフラメンテナンス国民会議 近畿本部フォーラム2022への参画
2022年5月19日~20日に中之島公会堂で開催された「インフラメンテナンス国民会議 近畿本部フォーラム2022」へ一般社団法人近畿建設協会と協同でブースを出展した。市町村維持管理に特化した内容であったが、多くの市町村関係者と意見交換を行うことができた。(来場者数:10570名)

3)土木構造物の損傷評価と技術研修会の開催
コロナにより開催が延期されていた当研究会主催の「橋梁の維持・更新に関する最新技術」講演会をコロナ感染対策のもと開催した。定員250人に対し、240名が聴講し、無事終了した。
・2022年10月20日:兵庫県但馬地区講習会(兵庫県豊岡市)
・2022年 12月23日:八尾市県講習会(八尾市)
・2023年  2月20日:奈良県講習会(奈良県大和郡山市)
また、目安箱活動として、但馬地区既設橋梁、東大阪市既設橋梁の劣化・損傷原因推定、対応方針検討を実施した。

(4)土木学会 インフラメンテナンス チャレンジ賞を受賞
社会基盤維持管理研究会と(一社)近畿建設協会が取り組み主体者である「近畿地方における市町村の橋梁メンテナンスサポートと『目安箱』の設置」活動が今年度の土木学会「インフラメンテナンス チャレンジ賞」を受賞した。受賞理由は「近畿地方の市町村職員を対象とした研修会・講習会の開催、個々の案件に対応する『目安箱』の設置と実践を体系化することにより、橋梁メンテナンスのサポート体制と仕組みを構築した。」で、前述の(4)土木構造物の損傷評価,技術研修会の開催と目安箱活動が評価されたものである。

(5)今後の展望
2023年度は、コロナの状況を確認しながらの実施となるが、2022年度以前に予定していた近畿地方の道路管理に携わる技術職員を対象とした「道路橋の維持管理に関する技術講習会」や会員を対象とした「現場見学会」の開催を予定している。また、2022年度に続き、近畿地区橋梁の点検結果に関する評価業務の支援を行うとともに、近畿地区市町村の橋梁の維持管理に携わる技術者を対象とする研修会を実施する予定である。

今年度の活動
研究会からの
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