J-ティフコム研究会

研究会名称J-ティフコム研究会 区分SPR-B[共同提案型]
委員長松井 繁之 構成員30名
幹事長 三田村 浩
活動目的・内容 近年、コンクリート構造物の劣化現象は、加速期年代に入ってきている。特に、国土強靱化に資する動脈路として、高い安全性が確保され続けなければならない道路橋の床版部では、輪荷重による疲労劣化、雨水や塩化物イオンなどの劣化因子の侵入および積雪寒冷地の凍害損傷等によって、床版コンクリートの耐久性と耐荷力性の低下は加速的な時間速度で進行している。このような背景に対応すべきイノベーションの一つとして、コンクリート構造物の劣化因子の完全遮断と、高耐久性を有する長寿命化構造物への復元可能材料として、超緻密高強度繊維補強コンクリート(J-ティフコム)が開発されている。この材料を広く全国に普及し、早い世代で社会インフラを再構築するために、設計および施工に供する技術的な施工マニュアルが必要である。
本研究会は、基礎的物性試験や実施に伴う試験調査等を経て、材料・構造・設計・施工・維持管理の諸方面から記述したJ-ティフコムの設計・施工マニュアル(案)の策定を行うとともに、これに付随する調査・研究を行うものである。

研究会構成
個人会員20名
前年度の活動

平成29年度の活動報告

 

1)技術研究会 試験の提案

平成29年8月9日 14:00~17:00  福岡県福岡市 福岡大学工学部において、設計施工マニュアルに必要となる試験を実施するための試験実施前の内容の確認、J-ティフコムに関する技術および施工実績の紹介を行い、九州地区における床版補修に関する意見交換を開催した。

 

2)第1回 試験の実施

平成29年9月6-7日 福岡大学工学部において、試験に使用する供試体の作製を実施した。作製する供試体は割裂引張強度用(φ100×200×28本)、塩化物イオン浸透試験用(100×100×100×9体)、透気試験用(φ75×50×3本)、化学的侵食試験用(φ50×100×15本)とした。

 

3)第2回 追加試験の実施

平成29年11月23-24日 福岡大学工学部において、2回目の試験を行った。試験供試体は圧縮強度用(φ50×100×9本)割裂引張強度用(φ100×200×36本)、塩化物イオン浸透試験用(100×100×100×9体)、透気試験用(φ75×50×5本)、化学的侵食試験用(φ50×100×15本)であった。

 

4)福岡大学 試験結果報告

平成30年1月12-13日 福岡大学工学部において、これまで実施した試験項目において長期材令以外の供試体試験が終了したことを受けて、結果の取りまとめと報告会を実施した。

 

5)その他の会議

第1回 マニュアル作成集中WG

日時:平成29年7月27日(木) 14時~ 、平成29年7月28日(金) 9時~

場所:㈱CORE技術研究所 会議室

検討対象:1章(植田)、2章(岡村)、3章(橋本)

 

第2回 マニュアル作成集中WG

日時:平成29年8月25日(金) 9時~ 、平成29年8月27日(土) 9時~

場所:北海道大学 会議室

検討対象:4・5章(岡村)、6~8章(松縄)

 

第3回 マニュアル作成集中WG

日時:平成29年9月28日(木)・29日(金)

場所:㈱ビービーエム 会議室

検討対象:9章(植田)、10章(馬場)、11章(三田村)、12・13章(橋本)

 

第4回 マニュアル作成集中WG

日時:平成29年10月19日(木) 10:00~17:00

場所:㈱CORE技術研究所 会議室

内容:第1~3回会議の修正事項の確認・審議

 

第5回 マニュアル作成集中WG

日時:平成29年11月22日(水) 10:00~17:00

場所:北海道大学 会議室

内容:次回マニュアル会議に向けての最終確認

 

J-ティフコム マニュアル会議

日時:平成29年12月5日(火) 13:30~17:00

場所:㈱CORE技術研究所 会議室

 

今後の展望

平成30年度はJ-ティフコムの暫定マニュアル(案)の発刊と28年度土木学会コンクリート標準示方書の改定に伴う修正を実施予定である。また、J-ティフコムの材料の審査証明(施工技術総合研究所)への支援および全国へ普及するための講習会と協会への技術指導を実施する。
今年度の活動
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特になし