(一財) 災害科学研究所 トンネル調査研究会では、比抵抗探査および弾性波探査によるトンネル地山の事前調査に焦点をあてて、その有効性や高精度化ならびに解釈・評価の高度化を目指して研究を重ねてきました。現在は、その一環として、地質・地盤リスクマネジメントをテーマとして研究を進めております。
地質・地盤リスクマネジメントに対しては、近畿地方整備局が平成30年2月「地質リスク低減のための調査・設計マニュアル(案)」を、土木研究所が令和2年3月に「土木事業における地質・地盤リスクマネジメントのガイドライン」を発行し、そのうち近畿地方整備局は、マニュアル(案)の改訂に向けて検討なされている状況にあります。
このような状況下において、今後の「地質・地盤リスクマネジメント」のあり方、方向性などを皆さまとともに考える場を設けることを目的として、本講演会を企画いたしました。リスクマネジメント関係技術者にとって有意義な機会となると考えております。ご多忙中とは存じますが、奮ってご参加いただきますようご案内申し上げます。(詳細はこちらから)なお、新型コロナウイルス感染症の拡大状況を鑑み、オンライン開催(Zoomウェビナー)に変更する場合がございます。
※5月26日(水)に受講者の皆様へ、災害科学研究所より以下のメールを配信しております。「資料ダウンロードURL」と「Zoomウェビナー登録用URL(事前登録必要)」の記載があります。届いていない受講者の方は、事務局までお知らせください。
■ 日 時:令和3年 5月28日(金) 13:00~16:45(接続開始 12:30)
■ 会 場:オンライン開催(Zoomウェビナー)
■ 定 員:500名
■ プログラム
13:00 – 13:10 開会挨拶 (一財)災害科学研究所 理事長 松井 保
13:10 – 13:50 「土木事業における地質・地盤リスクマネジメントのガイドライン」
国立研究開発法人土木研究所 地質研究監 阿南 修司
13:50 – 14:30 「地質リスクマネジメントの国内外における動向と地質リスク学会の取り組み」
地質リスク学会 副会長 小笠原 正継
14:30 – 15:00 「地質リスクを踏まえた事業マネジメントについて」
国土交通省近畿地方整備局 道路部長 植田 雅俊
15:10 – 15:15 <休憩>
15:15 – 16:45 パネルディスカッション
コーディネーター 松江工業高等専門学校 校長 大津 宏康
パネラー 国立研究開発法人土木研究所 地質研究監 阿南 修司
地質リスク学会 副会長 小笠原 正継
国土交通省近畿地方整備局 道路部長 植田 雅俊
応用地質株式会社 小松 慎二
大成建設株式会社 谷 卓也
トンネル調査研究会幹事長 川﨑 直樹
16:45 終了
■ テキスト:申込が確認できた方にダウンロードURLをメール配信します。(開催日3日前を予定)
■ 参加費:3,000 円
■ 参加申込:下記よりお申し込みください。定員500名になり次第締め切ります。
https://forms.gle/Cussq2vAx17ziJHv8
①補足
- 開催中止の場合を除き、返金はいたしかねますので予めご了承ください。
- 出席者の変更は可能です。
- 申込み時の個人情報は、本講演会の参加者管理以外には使用いたしません。
②土木学会認定 CPD プログラムの受講証明書についての留意事項
- 参加申込受付と同じ氏名で講演会当日に受講されたことを確認します。
- 受講して得られた所見(学びや気付き)を 100 文字以上で主催者「災害科学研究所」へご提出いただく必要があります。所見の書式は自由です。
- 土木学会以外の団体に受講証明書を提出する場合の方法等は提出団体先に事前にご確認ください。他団体が運営する CPD 制度に関する内容については回答いたし兼ねます。
③全国土木施工管理技士会連合会認定CPDSプログラム受講証明書についての留意事項
- CPDSのユニット登録希望者は、必ず申込フォームでお知らせください。当法人が代行申請いたします。
- 当日の講習会(Zoomウェビナー)はCPDS登録番号と氏名を一体にした名称で入室ください。例)氏名:土木太郎 登録番号:00001234 → 00001234土木太郎
- 講演会中に参加していることを複数回確認し、全国土木施工管理技士会連合会に報告します。
お問合せ
(一財)災害科学研究所 大阪市中央区高麗橋4-5-13淀屋橋サテライトビル8F
TEL:06-6202-5602 FAX:06-6202-5603 E-Mail:saiken@csi.or.jp