近年、毎年のように極端気象に起因したと考えられる土砂災害が国内で発生しています。災害科学研究所では、平成26年広島豪雨災害、平成27年関東・東北豪雨災害について災害等緊急調査を実施致し、今秋、「(仮)平成26・27年度災害等緊急調査報告書」注)を出版する予定としております。出版に合わせまして、水工学・地盤工学・地質学の最先端の研究者・技術者による豪雨による土砂災害に関する講演会を実施しますので、皆様奮ってご参加いただきますよう、お願い申し上げます。
注)平成26年広島豪雨災害、平成27年関東・東北豪雨災害および平成27年ネパール地震災害に関する調査報告書を収録しています。
日 時:平成28年12月7日(水)9:20~16:30(受付開始9:00)
会 場:教育施設「大阪センター」(学校法人常翔学園) 大阪市北区梅田3-4-5 毎日インテシオ3F
プログラム
9:20 – 9:25 開会挨拶 災害科学研究所 理事長 松井 保
9:25-10:15 「平成26年8月広島豪雨の気象学的特徴」
広島工業大学 准教授 田中健路
10:15-11:05 「平成26年8月広島土砂災害の特徴と教訓」
呉工業高等専門学校 教授 森脇武夫
11:05-11:55 「地質学からみた広島豪雨災害」
研究員・NPOシンクタンク京都自然史研究所 理事 中川要之助
11:55-12:50 休憩
12:50-13:40 特別講演 「(仮)豪雨災害への取組み」
国土交通省近畿地方整備局 河川部長 井上智夫
13:40-14:30 「豪雨による土砂災害の特長」
研究員・京都大学防災研究所 准教授 竹林洋史
14:30-14:45 休憩
14:45-15:35 「平成27年関東・東北豪雨災害の特徴」 東京理科大学 教授 二瓶泰雄
15:35-16:25 「堤防の越流破堤と対策に関する考察」 研究員・大阪大学 教授 常田賢一
16:25-16:30 閉会挨拶 災害科学研究所・豪雨による土砂災害研究会 委員長 竹林洋史
参加費 8,000円 (調査報告書(概要版約50㌻、CD版約230㌻)、講演資料、消費税含む)
参加申込
参加申込書(別紙)に必要事項をご記入の上、E-mailまたはFAXでお申込み下さい。
申込締切12月2日、定員180名(申込多数の場合は定員で締切りとさせて頂きます。)
申込先 (一財)災害科学研究所E-mail saiken@csi.or.jp
土木学会CPD認定予定 全国土木施工管理技士連合会CPDS認定予定