交通まちづくり学研究会

研究会名称交通まちづくり学研究会 区分SPR-A[災研提案型]
委員長新田 保次 構成員37名(法人2社含む)
幹事長 石塚 裕子
活動目的・内容 交通づくりとまちづくりは密接な関連を持っているとの認識のもと、交通サイドからのまちづくりへの効果的なアプローチの仕方を、計画・設計・マネジメント技術の開発を通して図ること、あわせて交通まちづくりに関する最新技術に関する情報の共有化を行うことを目的に、下記の活動を行った。
前年度の活動

【講演会の開催】
会員のみならず、一般研究者や市民も対象に研究会・講演会を、次のように開催した。

1)2023年11月17日(金)オンライン
題名:「空港のバリアフリー化における新たな試み~関西における当事者参画を中心に」
内容:講演
・関西国際空港のリノベーション
・当事者主体の中部国際空港のユニバーサルデザイン
・関西国際空港バリアフリー化と当事者参画の意義・課題
・ナビレンズを用いた神戸空港における障害のある人や外国人の誘導実験
・パネルディスカッション
・大規模プロジェクトにおける当事者参加のあり方~関西空港リノベーションの経験を踏まえて

【勉強会の開催】
主に会員を対象に、新しい交通まちづくり関連技術を勉強するため、次のように開催した。

1) 2023年8月29日(火)第11回勉強会 (オンライン)
題名:「西予市野村町の復興と西予市三瓶地区の事前復興のサポート」
内容:
・野村町の概要
・野村復興まちづくりプロジェクト
・三瓶地区の取組み
・学びのスタイル

2) 2024年2月8日(木)第11回勉強会 (オンライン)
題名:「フランスの都市交通政策について~LRTを軸としたまちづくり」
内容:
・花開くフランスのLRT
・フランスの都市交通政策の概要
・グルノーブルのLRT
・ブレストのLRT

【サロンの開催】
主に会員を対象に、交通まちづくり関連の時宜を得たテーマについて自由・闊達に意見交換を行うため、次のように開催した。

1)2024年3月24日(火)第8回ワイガヤサロン(オンライン)
題名:「鉄道のサービス向上のためにどうしたらいいのか?サービスと負担について
考える」
内容:
・私鉄の経営の現状と課題
・鉄道駅バリアフリー料金制度について考える
・フランスの料金制度
・意見交換

【まちづくり視察】
主に会員を対象に、まち・里文化づくりでユニークな試みを行っている地域を視察し、交通まちづくり学の知見を得るため、次のように開催した。

1)2024年4月13日(土)第4回歩いてまち・里文化探訪
題名:「新神戸駅周辺ハイキング「絶景・癒しのスポットめぐり」
内容:
・神戸布引ハーフ園
・布引の滝/布引ダム/布引断層
・竹中大工道具館/生田神社

【その他の活動】
総会1回(2023年8月29日開催(オンライン))、幹事会等随時(メール審議を含む)

今年度の活動

交通づくりとまちづくりは密接な関連を持っているとの認識のもと、交通サイドからのまちづくりへの効果的なアプローチの仕方を、計画・設計・マネジメント技術の開発を通じて図ること、あわせて交通まちづくりに関する最新技術に関する情報の共有化を行うことを目的に下記の事業を行う。

(1)講演会、セミナー、シンポジウム
会員、研究者、技術者、一般市民等を対象に、講演会・講習会などを開催し、研究成果発表、情報提供、意見交換を行う。

(2)勉強会、研修会
主に会員を対象に、時宜を得たテーマで、勉強会、研修会等を開催し、最新の知見の共有、発掘を行い、専門的力量の向上を図る。

(3)視察、見学会
主に会員を対象に、交通まちづくりに関する事例を視察・見学し、知見を深める。

(4)成果の公開
主な研究会活動の様子や成果については、災研ホームページを通じて公開する予定である。

研究会からの
お知らせ
「交通まちづくり学研究会に入会を希望される方へ」
入会を希望される方は、下記までお問い合わせください。なお、年会費は、2000円です。
問合せ先:新田保次(代表) yasnitta@hcn.zaq.ne.jp

2020年10月9日(金)開催 「改正バリアフリー法の”理念と実践”」講習会
公開用資料のダウンロードはこちらからお願い致します。