コンクリート系建築物の高耐震化技術普及研究会

研究会名称コンクリート系建築物の高耐震化技術普及研究会 区分SPR-B[共同提案型]
委員長真田 靖士 構成員3名
幹事長 崔 琥
活動目的・内容 本研究会は、基礎開発を終了したコンクリート建築物の高耐震化技術を社会に普及するため、必要な追加的な検討や補足的な研究を実施している。
前年度の活動

2024年度は下記の活動を行った。

1) 発展途上国の耐震性能の低い鉄筋コンクリート建築物を対象とする費用対効果の高い耐震補強法とその普及戦略について、インドネシア人3名、ネパール人1名、バングラデシュ人1名、韓国人1名を含む多国籍の技術者間で意見交換し、喫緊の対策が必要な課題を議論した。

2) 発展途上国の耐震性能の低い鉄筋コンクリート建築物を対象として、とくに非構造組積造壁の面外方向への転倒を防止する耐震補強法について、ネパール人1名、韓国人3名を含む多国籍の研究者により国際的に研究成果を発信した。

3) 韓国の耐震性能の低い鉄筋コンクリート建築物の対策を目的として、とくに韓国の警察庁の施設を訪問し、また、韓国の耐震診断、耐震補強に関する最新の情報を収集した。

4) 建築物の耐震性評価について、日本、中国、韓国の東アジア3か国の研究者間で学術交流を実施した。同課題に関するワークショップを日本で開催するとともに、中国で進められる歴史街区の建築物改修の現況を調査した。

今年度の活動
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