(一財)災害科学研究所 空中物理探査データの活用研究会は、2011(平成23)年台風12号により紀伊半島の広域で発生した大規模斜面崩壊(深層・表層)を契機として設立されました。崩壊要因の把握を目的に広域で実施された空中電磁探査データの有効活用を目指し、「空中物理探査データの活用研究会」が創設されたものです。これまで本研究会では、空中電磁探査によって得られる比抵抗構造から把握される斜面内部構造について、地形・地質・地下水情報との対比分析を行い、深層崩壊の発生要因との関係を検討してまいりました。あわせて、空中電磁探査の最適な探査手法や表現手法、さらには深層崩壊発生のおそれのある斜面の抽出手法についても研究を進めてきました。また、対象は深層崩壊・表層崩壊にとどまらず、火山体崩壊への適用、インフラ構造物建設への適用、土構造物の変状把握、土石流発生危険渓流への適用など、幅広い分野で研究を重ねております。このたび、そうした研究成果の一部を『空中電磁探査による地盤の可視化―原理・手法と実務への展開―』として取りまとめ、出版いたしました。本書には多くの適用事例を掲載しており、土木・地盤技術者をはじめ、砂防、物理探査、応用地質などに携わる技術者の皆様にとって、地盤調査、設計検討、現場判断の確かな拠り所になるものと考えております。ひいては、我が国における地盤探査・調査技術の発展に少しでも寄与できれば幸いです。本講演会は、地盤探査技術者や設計技術者の皆様にとって有意義な機会になるものと存じます。ご多忙の折とは存じますが、ぜひご参加くださいますようご案内申し上げます。
❏日 時: 2026年12月4日(金)13:00~17:00
❏会 場: ZOOMウェビナー
❏定 員: 500名
❏プログラム: こちらをご確認ください。
13:00~13:10 開会挨拶
空中物理探査データの活用委員会 委員長 松井 保
13:10~14:15 「空中電磁探査の原理と手法」
空中電磁探査の概要 応用地質(株) 山内 政也
計画・測定時の留意点 大日本ダイヤコンサルタント(株) 奥村 稔
解析結果を活用する際の留意点 (有)ネオサイエンス 城森 明
質疑応答
14:15~15:20 「砂防分野への適用事例」
深層崩壊への適用事例 セントラルグラウト(株) 束原 純
表層崩壊・地すべり等への適用事例
国土交通省近畿地方整備局 紀伊山系砂防事務所 竹下 航
火山への適用事例 応用地質(株) 瀬戸 秀治
質疑応答
15:20~15:30 休憩
15:30~16:55 「インフラ分野への適用事例と今後の展望」
斜面とトンネルへの適用事例 災害科学研究所 研究員 上出 定幸
探査の手順と留意点 国土交通省国土技術政策総合研究所 高原 晃宙
空中電磁探査の今後の利活用 大日本ダイヤコンサルタント(株) 金山 健太郎
総合討論
16:55~17:00 閉会挨拶 大阪公立大学 名誉教授 三田村 宗樹
※ 講演時間、講師等は状況により変更となる場合があります。
■ 資料送付・受講案内
講師レジュメおよびZoomウェビナーのURLは、開催3日前頃を目途に、入金確認ができた方へメールでお送りします。また、出版物については、開催2週間前を目途に、Googleフォームにご入力いただいた住所へ郵送いたします。
■ 参加費:9,900 円
講演資料(PDF)、出版物『空中電磁探査による地盤の可視化―原理・手法と実務への展開―』(A4版、約260ページ)を含みます。
■ 参加申込み:下記URLよりお申し込みください。申込締切日:2026年11月13日(金)
https://forms.gle/yar83LjWYtDNz7mw8
※個人情報は、当法人が実施・共催を行う事業・会合等の情報提供以外には使用いたしません。
■ 問合先:(一財)災害科学研究所
E-mail:saiken@csi.or.jp TEL:06-6202-5602
■ 補 足
・ 開催中止の場合を除き、お振込み後の返金はいたしかねますので予めご了承ください。
・ 出席者の変更は可能です。
・ 動画のスクリーンショット・録音・録画・二次利用等は禁止いたします。
■土木学会認定 CPD プログラムの受講証明書についての留意事項
・ 参加申込み受付と同じ氏名で講演会当日に受講されたことを確認します。
・ 受講して得られた所見(学びや気付き)を 100 文字以上で主催者「災害科学研究所」へ
ご提出いただく必要があります。所見の書式は自由です。
・ 土木学会以外の団体に受講証明書を提出する場合の方法等は提出団体先に事前にご確認
ください。他団体が運営する CPD 制度に関する内容については回答いたし兼ねます。