平成26年度優秀研究賞 受賞研究のお知らせ

災害科学研究所は、新法人へ移行後、各種活動に取り組んでおります。その一環として、最近5年間の研究活動の中から「優秀研究賞」を選考することとし、この度、厳正な審査を経て、下記の応募研究を表彰することとなりましたのでご報告します。
なお、受賞研究の内容は、平成26年度研究交流会(H26.10.15開催)にて発表されました。

平成26年度優秀研究賞 受賞研究(8件)  ※ 敬称略

分 野 題 目 代表者 連名研究者
特定研究
(研究会)
社会基盤維持管理研究会
一般国道の構造物の維持管理
に関する評価
研究員 松井繁之
大阪工業大学
客員教授
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連携研究 既設盛土の排水機能の回復・強化
のための排水パイプの排水性能の
評価および設計法の提示
研究員 常田賢一
大阪大学大学院
教授
上出定幸
NEXCO西日本エンジニアリング関西
安田一博
千代田器材
平原直征
岡三リビック
FRPを用いた床版拡幅構造
の開発研究
研究会会員 久保圭吾
宮地エンジニアリング
角間 恒
土木研究所寒地土木研究所
松井繁之(前出)
赤外線応力測定に基づく
合成床版スタッドの疲労損傷評価
研究員 阪上隆英
神戸大学大学院
教授
和泉遊以
滋賀県立大学
水野 浩
川田工業
鋼・コンクリート合成床版に適用
する 高耐久性スタッドの開発
研究員 東山浩士
近畿大学准教授
吉田賢二
川田工業
稲本晃士
日本スタッドウェルディング
プレキャストPC床版(取替え床版)
輪荷重載荷試験
一 般 吉松秀和
川田建設
表 真也
土木研究所寒地土木研究所
松井繁之(前出)
繰返し曲げ荷重作用下における
疲労強度(寿命)評価法の提案
研究員 金 裕哲
大阪大学名誉教授
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ニューラルネットワークによる
圧縮曲線の三次元的空間分布推定と
圧密沈下量の統計学的評価
研究員 小田和広
大阪大学大学院
准教授
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平成26年度 優秀研究賞 受賞者の皆様
(画像クリックで拡大)CIMG4763

災害科学研究所「現場リーダー」研修会

下記のとおり実施されました。参加 16名

その一言で現場が目覚める
~ 建設工事に学ぶ「リーダー」のコミュニケーション術 ~
土木学会CPD:3.3単位 CPDS学習プログラム:4unit

この度、災害科学研究所では、現場リーダーのためのコミュニケーション術に 関する研修会を、下記のように企画致しました。
現場リーダーとしての成果を上げるためには、リーダーに特有の資質や能力が 不可欠との観点から、本研修会で、現場力向上のための「技術力」、「対応力」、「管理力」、それぞれのスキルアップを目指していただきたく、皆様奮って ご参加いただきますよう、お願い申し上げます。

・日時:平成26年9月30日(火)13:30~17:00(受付開始 13:10)
・会場:大阪大学中之島センター 4F 講義室406
・講師:降籏達生(研究員/ハタ コンサルタント㈱代表取締役)
※ 日刊建設工業新聞 → H26.7.16記事
・プログラム

【講演】 現場を目覚めさせるリーダーの一言とは ● コミュニケーションの基本は報連相
● チーム外とのコミュニケーションは4ステップで
● 5つのまめでスキルアップ
【演習】 若手を目覚めさせる上司の一言 ● 若手が目覚める一言
● 若手が伸びる一言
● 若手の自主性が上がる一言
【演習】 相手のノーをイエスに変える一言 ● 仕事を引き受けてくれない協力会社にイエスと言わせる
● クレームをいう近隣住民にイエスと言わせる
● 設計変更を認めてくれない発注者にイエスと言わせる

・参加費:20,000円(テキスト・講義資料・研修費・消費税を含む)
但し、テキスト持参の方は、18,000円(同上)
※ テキスト;降籏達生 著「その一言で現場が目覚める」日経BP社
・定員:42名
・参加申込・プログラム詳細は、こちらから
→ 現場リーダー研修会プログラム(pdf) / 現場リーダー研修会 参加申込書 (docx)

平成26年度 災害科学研究所「研究交流会」開催のご案内

下記のとおり実施されました。参加 56名

災害科学研究所では、この数年、「研究総会」を開催してまいりましたが、「研究総会」のネーミングがわかりにくいとのご意見もありましたので、今回より「研究交流会」へ衣替えするとともに、当研究所関係者以外の方にも公開することといたしました。
今回の「研究交流会」では、活動状況報告、話題提供のほか、優秀研究賞表彰および研究成果発表も実施いたします。皆様、奮ってご参加いただきますようお願い申し上げます。

日時 : 平成26年10月15日(水) 13:00~17:00
場所 : 大阪大学中之島センター 7F(講義室703) TEL:06-6444-2100
内容 :詳細は こちら

平成25年度報告及び平成26年度実施状況 事務局
活動報告および討議 理事・金 裕哲(大阪大学名誉教授) / 理事・道奥康治(法政大学教授)
話題提供「飛距離を伸ばすゴルフの科学」 理事・岩壺卓三(神戸大学名誉教授)
優秀研究賞表彰および研究成果発表 優秀研究賞 8件の発表
懇親会

参加費: 「研究交流会」無料 / 懇親会 3,000円
参加申込 :
別紙:申込書(docx)に必要事項をご記入の上、EmailまたはFAXでお申込み下さい。

 

平成26年度 社会基盤構造物の維持管理 橋梁を「視る・診る・看る」

下記のとおり実施されました。参加 172名

橋梁の維持管理とは、構造物の定期点検・詳細点検【視る】を行い、構造物の状態を診断し【診る】、さらに、必要に応じて補修・補強等の対策を計画、実施し【看る】、予定供用期間中の構造物の使用性、安全性、耐久性の向上を図るものです。
今般、災害科学研究所 社会基盤維持管理研究会では、橋梁技術者に対する質・量の向上を目指す支援プログラムの一環として、実務に携わる橋梁技術者を対象とした講習会を開催いたします。皆様、奮ってご参加ください。

■   日 時:平成26年8月26日(火) 9:30~17:00
■   会 場:建設交流会館 8Fグリーンホール
■ プログラム

橋梁の劣化損傷の現状と橋梁マネジメント 近畿大学理工学部准教授 東山 浩士
鋼橋における点検、調査、診断 川田工業(株) 街道 浩
コンクリート橋における点検、調査、診断 (株)CORE技術研究所 真鍋 英規
特別講演 Ⅰ 仮題「発注者から見た構造物維持管理の現状評価」 近畿地方整備局 道路部 先本 勉
道路橋床版の全面取替の施工事例 (株)ピーエス三菱 桐川 潔
PC橋梁における損傷と主桁補修の事例 ショーボンド建設(株) 竹村 浩志
特別講演 Ⅱ 仮題「最近の赤外線を用いた非破壊検査技術」 神戸大学大学院工学研究科教授 阪上 隆英
鋼橋における桁端部の損傷と補修事例 (株)富土技建 石﨑 茂

■   参加費  10,000円
■   定 員  150名程度
■   参加申込/講習会詳細  こちらから→  「視る・診る・看る」講習会開催要領2014.7.29-2

第11回ジオテク講演会のご案内

下記のとおり実施されました。

今年度の災害科学研究所・ジオテク講演会のテーマは、「最近の豪雨・台風災害」です。本講演会では、ここ数年に発生した国内外の豪雨・台風による被害の全貌を知ることができます。皆様奮ってご参加いただきますよう、お願い申し上げます。

日時:平成26年4月23日(水) 13:00~17:00(受付開始 12:40)
場所:大阪大学中之島センター 10Fメモリアルホール
プログラム:

開会の挨拶 災害科学研究所 理事長    松井  保
講演「2013年台風Haiyanによるフィリピン高潮災害」 株式会社ハイドロソフト技術研究所 川崎 浩司
講演「平成25年台風26号による伊豆大島豪雨災害」 京都大学 防災研究所 竹林 洋史
講演「平成24年九州北部豪雨による鉄道トンネルの被害と復旧」 九州旅客鉄道株式会社 鉄道事業本部 施設部工事課  山手 宏幸
講演「平成23年台風12号による紀伊半島の地盤災害」 立命館大学 理工学部 深川 良一

参加費: 3,000円(消費税8%;資料代含む)

※ お申し込みは第11回ジオテク講演会案内4 から

 

「トンネル切羽前方探査」講演会のご案内

下記のとおり実施されました。

「トンネル切羽前方探査」講演会 一般財団法人災害科学研究所・トンネル研究会 主催

日程 平成26 年4 月11 日(金) 13:00~17:30(受付開始12:30)
会場 大阪大学中之島センター10 階メモリアルホール
〒530-0005 大阪市北区中之島4-3-53
プログラム CPD/CPDS認定
一般講演 1.トンネルトモグラフィー探査の開発と適用事例
2.汎用性の高い弾性波反射法探査(SSRT)の開発と適用事例
3.掘削発破を用いた切羽評価システム「トンネル フェイステスター」の開発
4.坑内計測による切羽前方地質評価の可能性
5.ノンコア削孔切羽前方探査技術(トンネルナビ)による高精度地山評価
6.さく孔データを用いた切羽前方探査(DRISS)
特別講演 リニア新幹線の開発  朝倉俊弘(京都大学)
参加費 3,000 円(資料代含む)

※ 講演内容とお申し込みは、切羽前方探査講演会のご案内から。

平成26年 建設系学生のための就活セミナー

★ 本セミナーは都合により開催を中止しました。

昨今、学生の就職活動におけるコミュニケーション能力の低下が著しいと言われます。リクルートサポーター各社も模擬面接に注力していますが、プログラムがステレオタイプ化してきています。
そこで、当研究所では建設業界への就職を目指す学生向けにカスタマイズし、業界の特徴を取り入れたコミュニケーションプログラムを提供します。
是非、就活戦線突破のツールとしてご活用ください。

平成26年就活セミナー案内(プログラム)

平成25年度 人材育成セミナーのご案内

下記の通り、実施されました。

災害科学研究所では、最近の社会的ニーズの一つとして、「人材育成」に焦点を当てて各種のセミナーを実施しております。その一環として、これまで技術士第二次試験対策セミナーとコミュニケーション能力養成セミナーを実施してまいりました。
皆様のご支援によりまして、お陰様で好評との評価をいただいております。

本年度からは、上記のセミナーに加えて、下記の新たなメニューも企画し、人材育成セミナーの充実を図ります。

  • 資格関係 : 技術士第一次試験、一級土木施工管理技士、コンクリート技士
    ※ 平成25年度から技術士第二次試験(建設部門)の試験制度が変更となります。
  • コミュニケーション関係 : プレゼンテーション
    ※ 従来のコミュニケーション能力養成セミナーのアドバンス版として、さらに踏み込んだ内容となります。
  1. 平成25年度セミナー・スケジュール本年度より、【コミュニケーションセミナー】と【建設資格セミナー】に分けてご案内致します。
    本年予定しているセミナーのスケジュール一覧をご参照下さい。
    コミュニケーションセミナー年間スケジュール(平成25年度)
    建設資格セミナー年間スケジュール(平成25年度)
    個々のセミナーの詳細につきまして、下記のとおりご案内させていただきます。
  2. コミュニケーションセミナー年齢や専門分野に関係なく、役立てていただける内容ですので、ふるってご参加ください。
    1. ベーシックコース
      「コミュニケーション能力養成セミナー」(CPDS6ユニット認定)
      大阪会場 平成25年10月8日(火)10:00〜16:30
      当セミナーは、顧客、協力会社、部下、同僚とのよい関係を構築する対話、説明話法、プレゼンテーションスキル等、基本的なコミュニケーションのノウハウを一通り効率よく学ぶことができます。
      これらは脳科学や心理学に基づいたプログラム構成、実践演習をふんだんに取り入れた形式となっており、飽きることのない、興味深い内容にもなっています。
    2. アドバンストコース
      「プレゼンテーションセミナー」
      大阪会場 平成25年9月12日(木)10:00〜16:30
      プレゼンテーション能力養成にフォーカスした内容です。
      ベーシックコースの受講の有無にかかわらず、プレゼン能力、人前で話す能力を磨きたいあなたのためのセミナーです。
      当セミナーでは、ビデオ撮りを導入していますので、ご自身のプレゼンテーションの様子を客観的に確認し改善することができます。
      これまでプレゼンテーションやスピーチが苦手だった方でもたった1日で飛躍的にその能力を磨くことができます。
      「リーダーシップセミナー」
      東京会場 平成25年11月22日(木)10:00~16:30
      大阪会場 平成25年11月28日(木)10:00~16:30
      セミナーではリーダーとして必要なコミュニケーションスキル、心構え、チーム運営手法等を学んでいただけます。
      すでにマネージャーとしてご活躍の方、これからリーダーになられる方にも必ずお役立ていただける内容です。
  3. 建設資格セミナー
    1. 技術士第二次試験受験対策セミナー平成25年度から技術士第二次試験(建設部門)の試験制度が変更となります。主な変更点は次のとおりです。
      セミナーでは、これらの変更に対応するための新たな情報を提供します。

      • 体験論文の廃止
      • 必須科目(建設一般)論文の廃止
      • 必須科目択一問題の導入
      • 専門科目論文の記述量の増加

      【口答試験対策セミナー】
      大阪会場(031) 平成25年11月17日(日)10:00〜16:30
      東京会場(032) 平成25年11月23日(土)10:00〜16:30

    2. 技術士第一次試験受験対策セミナー
      • 基礎・適性科目セミナー:
        平成25年7月27日(土)、28(日)10:00~17:00
      • 専門科目(建設)セミナー:
        平成25年8月3日(土)、4(日)10:00~17:00

      会場はいずれも大阪です。

    3. 一級土木施工管理技士受験対策セミナー
      大阪会場 平成25年9月7日(土)、8日(日)
      いずれも 10:00〜17:00

      • 実地試験対策セミナー経験記述 / 土工 / コンクリート工 / 品質管理 / 安全管理/ 建設副産物
    4. コンクリート技士試験受験対策セミナー
      大阪会場 平成25年9月28日(土)及び29日(日)
      いずれも10:00〜17:00

      • 材料・性質・耐久性・配合設計 / 製造・施工・各種コンクリート・構造

地盤環境振動の対策技術マニュアルに関する講演会

下記の通り、実施されました。

建設工事、工場機械および道路・鉄道などの交通機関を発生源とし、地盤を介して我々の住環境に不快な影響を及ぼす振動は「地盤環境振動」と定義され、振動源対策や伝播経路対策などの各種対策工法が研究・開発されております。本講演会では、これらの地盤環境振動に対する基礎的知識を含めて、対策技術マニュアルの内容について紹介致します。奮ってご参加のほどお願い致します。

日   時 平成25年11月29日(金) 13:00~17:15
場   所 大阪大学 中之島センター 7F 703号室(住所:大阪市北区中之島4-3-53)
プログラム 13:00 – 13:05 開会挨拶
早川 清【地盤環境振動研究会委員長】
13:05 – 13:30 地盤環境振動問題の現状と対策技術の展望
早川 清【立命館大学理工学部特任教授】
13:30 – 14:00 地盤環境振動対策工法の分類と事例
櫛原 信二【(株)不動テトラ】
14:00 – 14:30 地盤環境振動の数値シミュレーション解析
庄司 正弘【(株)構造計画研究所】
14:30 – 15:00 道路交通振動の特徴と対策
深江 宏司【(株)建設技術研究所】
15:10 – 15:40 鉄軌道振動の特徴と対策
関口 律子【中日本建設コンサルタント(株)】
15:40 – 16:10 建設工事振動の特徴と対策
樫本 裕輔【(株)オーク】
16:10 – 16:40 地盤環境振動問題と地盤・地形
尾儀 一郎【(株)エイト日本技術開発】
16:40 – 17:10 地盤環境振動対策工法の費用対効果
藤森 茂之【中央復建コンサルタンツ(株)】
17:10 – 17:15 閉会挨拶
藤森 茂之【地盤環境振動研究会幹事長】
参 加 費 講演会:3,000円(冊子、資料代として)
交流会:3,000円(17:25~;大阪大学中之島センター 9F サロン)

※ 詳細はこちら
地盤環境振動の対策技術マニュアルに関する講演会のお知らせ [DOCX]

特別講演会「活断層と共生する」

下記の通り、実施されました。

地震防災の必要性が高まる中、活断層が無数に横たわる我が国において、活断層への対応に注目が集まっています。災害科学研究所では、活断層の本質に迫る講演会を企画いたしました。活断層を科学的に捉え、活断層とどのように向き合い、活断層地盤をどのように利活用すべきかについての講演内容となっています。地震防災の観点から活断層との共生を考えるヒントが得られる講演内容となっています。皆様奮ってご参加いただきますよう、お願い申し上げます。

日   時 平成25年11月6日(水)13:00~17:00
場   所 大阪大学中之島センター 10Fメモリアルホール
大阪市北区中之島4-3-53
プログラム 13:00 – 13:10 開会のあいさつ 松井 保(災害科学研究所 理事長)
13:10 – 14:00 活断層の地球科学
竹村 恵二(京都大学大学院理学研究科 教授)
14:00 – 14:50 活断層地盤の利活用
中川 要之助(災害科学研究所 研究員)
14:50 – 15:10 休憩
15:10 – 16:00 活断層とどう向き合うか
常田 賢一(大阪大学大学院 教授)
16:00 – 16:40 活断層対策 -シールドトンネルにおける事例-
定藤 誠一郎(京阪電気鉄道(株))
16:40 – 16:50 閉会のあいさつ
金 裕哲(災害科学研究所 企画小委員会委員長)
参 加 費 講演会:4,000円(資料代含む)
交流会:3,000円(17:15~;大阪大学中之島センター 9F サロン)

※ 詳細はこちら
特別講演会「活断層と共生する」ご案内 [DOC]