ジオテク研究会

研究会名称ジオテク研究会 区分SPR-A[災研提案型]
委員長松井 保 構成員委員31名 オブザーバー26名
幹事長 林 健二
活動目的・内容 ジオテク研究会では、地盤工学の本質である実際挙動に焦点を当てて、地盤の真の挙動を本質的に追求する。また、得られた知見を実学としての計画・設計・施工に活用することを目的として、以下の事項に関する研究を行うとともに、それぞれに関するプロジェクト事例を収集する。

(1)地盤の同定および可視化に関する研究
(2)地盤に係わる設計に関する研究
(3)地盤に係わる施工に関する研究
前年度の活動

2024年度は、3回の定例研究会を開催するとともに、ワーキンググループ(ジオテクゼミナール)の活動を実施した。また、一般技術者を対象として、「社会基盤整備に係る課題と対策」をテーマにジオテク講演会を開催した。それぞれの概要は下記のとおりである。

1.第65回本委員会 2024年7月16日(火)14時-17時
1)今年度の活動予定に関する全体協議
2)ジオテク講演会の開催報告
3)現場見学会の計画
4)WG(ジオテクゼミナール)の活動報告
5)話題提供「鋼管杭施工実績に基づく瓜生堂車両基地の地盤評価について」
大阪モノレール株式会社 片山 潤一
6)話題提供「外海に人工島を築く -御坊火力発電所の建設-」
株式会社KANSOテクノス顧問 大石 富彦

2.第66回本委員会 2024年10月24日(木)14時-17時
1)今年度の活動予定に関する全体協議
2)ジオテク講演会の計画
3)現場見学会の計画
4)WG(ジオテクゼミナール)の活動報告
5)話題提供「近接構造物への影響に配慮したシールドおよび中間立坑の施工」
株式会社熊谷組 與良 祐司
6)話題提供「港湾施設設計に用いる地盤条件(設計事例紹介)」
株式会社ニュージェック 西尾 岳裕

3.第67回本委員会 2025年1月27日(月)14時-17時
1)今年度の活動予定に関する全体協議
2)ジオテク講演会の計画
3)現場見学会の計画
4)WG(ジオテクゼミナール)の活動報告
5)話題提供「阪神大阪梅田駅改良および東西地下道拡幅」
株式会社奥村組  吉村 祐哉
6)話題提供「建設工事における自然由来重金属への対応について」
大阪大学大学院工学研究科 乾 徹

4.ワーキンググループ活動(ジオテクゼミナール)
第6回WG 2024年7月30日(火)14時-17時
1)国道26号住吉橋架替工事(大阪府堺市)の見学
2)話題提供「インフラ・地盤分野のデジタルツイン事例紹介」
株式会社フォレストエンジニアリング 林 健二
第7回WG 2024年11月7日(木)14時-17時
1)講演「建設工事における自然由来重金属への対応について」
大阪大学大学院工学研究科  乾 徹
2)軟弱地盤における道路盛土についてグループ討議

5.ジオテク講演会 2024年4月16日(火)13時-17時 参加者数69名
社会基盤整備に係る課題と対策をテーマに、下記4編の講演を行った。
「地下埋設インフラの統合的マネジメント構想」
大阪大学大学院工学研究科  貝戸 清之
「サンドコンパクションパイル(SCP)工法の変遷と施工例」
株式会社不動テトラ  江副 哲
「海面処分場埋立地盤の強度変形特性と有害物質の動態」
大阪大学大学院工学研究科   乾 徹
「夢洲2区(万博用地)の浚渫粘土層の圧密沈下予測」
大阪公立大学都市科学・防災研究センター 大島 昭彦

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