橋梁ヘルスモニタリングの実用化に向けた研究会

研究会名称橋梁ヘルスモニタリングの実用化に向けた研究会 区分SPR-A[災研提案型]
委員長金 哲祐 構成員11名
幹事長 谷 直彦
活動目的・内容 本研究会の目的は、モニタリング技術の現状を明確にし、橋梁の合理的なマネジメントのためのモニタリング技術の活用と近接目視点検との融合を模索するものである。
前年度の活動

2023年度は、モニタリング技術を活用した道路インフラの健全性評価に関する講演会を実施した。講演では、これまでに行ったモニタリング技術および点検技術などの現状調査、供試体模型および実橋での振動モニタリングによる損傷検知の実証の結果を解説し、さらにそれらに対する議論について報告した。

今年度の活動

本研究会は、モニタリング技術の現状を明確にし、実用化につながるモニタリング技術を提案することを目的としている。本年度は、モニタリング技術を活用した診断、将来予測、意思決定を反映してマネジメントについて議論を行う予定である。これらの議論を通して、現場で使えるモニタリング技術を提案し、実用化へとつなげていきたいと考えている。特に、インフラの状態にかかわる異なるセンサ情報、目視点検データ、技術者の経験などの多様な情報を融合して、インフラの状態に関わる意思決定の質の向上についても議論を進める。

社会インフラの老朽化問題への関心が高まる中、本研究会活動が橋梁の維持管理に携わる技術者・管理者の方々に少しでも役立てるよう務める所存である。

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