<終了>【ハイブリッド形式】EUと日本における構造物の補修に関するワークショップin大阪  

(一財)災害科学研究所J-ティフコム技術研究会では、橋梁等構造物、特に既設橋梁床版部材の延命化を図る一手法として、劣化因子を遮断、かつ構造部材の剛性向上も見込めるUHPFRCに着目した補修・補強工法を研究開発しております。コンクリート構造物の長寿命化には劣化因子を遮断できる緻密な構造体の形成によるプロテクトが必要であり、このような材料を現場で供給できる体制が求められております。特に重要路線を管理する高速道路会社の橋梁では大規模な床版の更新も進められておりますが、全国には直ちに対策が必要な高齢の橋梁もまだまだ膨大にあることから、早期に補修補強できる工法の構築も必要となります。
このような現状を踏まえ、本研究会では、UHPFRCの材料開発および現場製造技術を構築したスイス連邦工科大学のブリュービラー教授をお招きし、EUにおける橋梁の補修の現状と最近の動向についてご講演いただくとともに、併せて、日本の橋梁の長寿命化に向けた動向や橋梁床版の更新および補修・補強に関する最新の知見を提供することを目的に各方面の方々からのご講演をお願いしております。関係技術者の皆様にとって有意義な機会となると考えておりますのでご多忙とは存じますが、多くの方々にご参加いただきますよう、ご案内申し上げます。

※参加者の皆様へ
8/23(水)事務局より「資料ダウンロードURL」と「オンライン参加者用:Zoomウェビナー登録URL」をメール配信しております。
メール未着の場合は、事務局 06-6202-5602までお知らせください。
講演会当日、会場での資料配布はございませんので、ご了承ください。

※【オンライン参加者のみなさまへ】
CPD受講証明書について8/25(金)講習会終了後に、CPD申請画面へうつります。受講して得られた所見(学びや気付き)を100文字以上と必要事項を入力し、申請をお願い致します。

■日 時:2023 年 8月 25日(金)13:30~16:50(接続開始 13:15)
■会 場:大阪大学中之島センター10F    佐治敬三メモリアルホール
    (※聴講は Zoom ウェビナー併用)
■定 員:①【受付終了】会場 150 名 ②【受付終了】Web 聴講 300 名は定員に達しました。
■参加費:
「ワークショップin大阪」無料(講演資料を含む)
「懇親会」6,000円(定員80名、先着順)

■プログラム 【内容はこちらをご確認ください。】
13:30 – 13:40 開会挨拶
J-ティフコム技術研究会 顧問 大阪大学名誉教授  松井繁之

13:40 – 14:05
「道路の老朽化対策に関する最近の話題」
国土交通省 近畿地方整備局 道路保全企画官 岡本泰尚  

14:05- 14:30
「阪神高速におけるUFC床版の活用」
阪神高速道路株式会社 技術部 テクニカルエキスパート(技術推進総括課長) 小坂 崇

14:30 – 14:55
「西日本高速道の橋梁床版における更新の取組みと課題」
西日本高速道路株式会社 技術本部技術環境部 構造技術課 調査役 宮田弘和

14:55 – 15:05<休憩>

特別講演
15:05 – 15:55
「欧州におけるコンクリート橋梁構造物の補修・補強に関する研究報告」 
スイス連邦工科大学ローザンヌ校 教授 ブリュービラー

特別講演
15:55 – 16:20
「樹脂注入によるRC床版の補修に関する検討」
近畿大学 教授 東山浩士

16:20 – 16:45
「UHPFRCで補修を施したコンクリート床版の押し抜きせん断試験」
J-ティフコム技術研究会委員長 北海道大学  教授 松本高志

16:45– 16:50 閉会挨拶
J-ティフコム技術研究会副委員長 合田 裕一

※講演時間、講師等は状況により変更となる場合があります。

申込方法:下記よりお申し込みください。(申込期限 8月 16日(木))
https://forms.gle/KAxpYqWB3DtUrWZLA

※個人情報は、当法人が実施・共催を行う事業・会合等の情報提供以外に使用しません。                                      ※継続教育認定(公社)土木学会 3.0単位
動画のスクリーンショット・録音・録画・二次利用等は禁止いたします。